こんにちは!鎌田まゆみです^^
前回の記事の続きになります✏️
前回のブログでは・・・
身体の状態に合わせてお食事を選ぶ考え方が、健やかさを保つには大事で、
食材・調理方法・時間帯などを変えてお食事を摂ることが、ご自身の身体のセルフケアに繋がってくる・・・!!
とお伝えしていましたが、
実際にどのように薬膳を取り入れていけば良いのか?を見ていきましょう♪
薬膳を取り入れた基本的な整え方とは?
薬膳では、
中医学の”自然界が宇宙なら、私たちの身体は小宇宙。”
”自然界の影響は身体にも現れる。”
という考え方から、
いま在る身体が、より自然に即した形になるように
自然界にある食物を取り入れて身体の持っている生命力を引き出していきます。
身体の状態・反応を軸として、より自然に即した状況になるには?
という感じで整えていくので
私らしい身体に変化していく。
=身体への負荷も少なくなり、安定性に繋がりやすくなるのです。
※食べ物を軸として考えていないってところが重要ね♡
先ほども書いたように、
私たちの身体は自然界の影響を受けているため、季節によって受ける影響には傾向があります。
図では季節ごとに5つの要素としていますが、
例えば、
秋から冬にかけてのこの季節は、お身体の負担がかかりやすいのは
- 肺
- 大腸
→冬に近づくと腎臓や膀胱にも影響が出やすい
症状が出やすいのは
- 鼻(鼻炎とか鼻水とか)
- 気持ちは落ち込む(憂鬱)
→冬に近づくと耳(中耳炎とか)恐怖心が出やすい
こんな感じで流れを読むことが出来ます⛄️
ここにご自身の元々持っている体質の傾向も加わるので、季節の情報だけが大事というわけではないのですが、
ここで重要なのが『氣(エネルギー)の流れ』です✨
図で言うと矢印が氣の流れを示しています。
この流れがバランスよくスムーズに流れている事が健やかさに繋がります✨
流れが滞ると、5つの要素のどこがの症状が出やすくなります⚠️
今年はとても暑かったので、
長夏→秋の氣が流れていた9月辺りは、身体の氣の流れが追いつくのが大変だったと思いますので、胃腸炎ぽい風邪を引くお子様多かったな〜って思いますし、
急激に秋→冬の氣が入り始めている最近は、鼻・喉に症状が出ている方もよく見られるなと思っています^^
なので、
この氣がバランスよく流れるために、5つの要素を薬膳を使って整えていくのです✨
この季節に食べると良いおすすめの食材
先程の図を見てみると・・・
例えば、最近喉の調子が悪いなぁ…と言う時は
この図でいう『秋』の要素のバランスが取れていないと言うことになります。
その場合は
- 大根
- にんじん
- 生姜
- 長ネギ
をお食事に取り入れるのもオススメ。
さらに氣の流れから考えると、長夏から流れてくる氣(エネルギー)が足りていない事も考えられるので
※図の矢印の<氣の流れ>参照
長夏の氣を高める
- かぼちゃ
- さつまいも
- バナナ
- なす
なども一緒に取り入れると秋の氣を安定させる土台が作れます🍳
また、秋の味覚の一つでもある銀杏は”夏”に属しますが、
身体の秋の氣(エネルギー)が強まっている時はその氣を抑えてバランスをとってくれます✨
このように身体の症状(=サイン)からエネルギーの流れを読んで身体を整えると、目先の症状だけではなく、根本から安定した健康セルフケアをする事が出来ます♡
選んだ食材をどーやって食べるのが正解??
身体に即して選んだこれらの食材。
簡単な食べ方はコレ⇩
煮る。笑
基本的に暖かい状態で食べるのがおすすめ♪
焼いても良いんですけど、笑
私は一番簡単なので煮る・蒸すが一番簡単で楽かと思います😊
ちなみに我が家は体調で気になるサインが出てきたら、大抵この考え方を意識して
鍋か具沢山スープにして食べます。笑
一番ラクだし簡単&身体への負担が少ないので🤭✨
(洗い物もあんまり出ないしww)
あまり認識されている方が少ないかもですが
「食べ物を食べる」って身体からしたら負担の一つなので、
身体が弱っている時は、どうやって食べるかを丁寧に考えたほうが回復は早いです😊
と言うことで、今回は薬膳を使ったお食事のお話でした!
最後に簡単な食材表を添付しておきますので、よかったら参考にしてみてくださいね^^
皆様のセルフケアの参考になれば幸いです✨
ぜひ参考にして取り入れてみてくださいね!!
それではまた🙌